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高血圧
高血圧
高血圧について
高血圧は「サイレントキラー」と呼ばれるほど、自覚症状が乏しい病気です。多くの方は健診や受診時に初めて指摘されます。重度になると、頭痛、肩こり、動悸、めまい、耳鳴り、倦怠感などを感じることがありますが、これらは他の原因でも起こることが多く、高血圧特有の症状とは限りません。
症状がなくても血圧が高い状態が続くと、知らないうちに血管や臓器に負担がかかり、重大な病気を引き起こすことがあります。
高血圧の診断
高血圧は、診察室で測定した血圧が 140/90mmHg以上(いずれか一方だけでも高い場合を含む)の状態が続く場合に診断されます。
家庭血圧では、収縮期(上の血圧)が135mmHg以上、または拡張期(下の血圧)が85mmHg以上の状態が2週間以上続く場合に高血圧と診断されます。血圧は日々の体調や時間帯、緊張状態によっても変動するため、毎日ほぼ同じ時間(朝・晩)に測定し、平均値をもとに評価することが大切です。
高血圧が引き起こす主な合併症
高血圧が続くと、血管の壁に常に強い圧力がかかり、少しずつ傷ついて硬くなる「動脈硬化」が進行します。これが全身の臓器に悪影響を及ぼし、脳・心臓・腎臓・眼などにさまざまな合併症を引き起こします。
脳の合併症としては、血管が詰まる「脳梗塞」や、破れて出血する「脳出血」が代表的です。突然の手足の麻痺や言葉が出にくいなどの症状が現れ、命に関わることもあります。
心臓の合併症では、心臓の筋肉が厚くなる「左心室肥大」や、血流が悪くなって起こる「狭心症・心筋梗塞」、さらには「心不全」へ進行することもあります。
腎臓への影響も大きく、腎臓の血管が傷むことで「慢性腎臓病(CKD)」が進行し、放置すると透析が必要になることもあります。
また、眼の血管にも影響し、「高血圧性網膜症」として視力低下を起こすことがあります。
このように高血圧は、自覚症状がなくても全身の重要な臓器を静かに傷つけていく病気です。早期の治療と生活習慣の改善によって、これらの合併症を予防することが何よりも大切です。
オンラインでも診察が可能か?

対面診療すべきケース
・突然の強い頭痛、またはいつもと明らかに異なる頭痛
・胸の圧迫感、締め付け感、息苦しさ
・意識がもうろうとする、ふらつく、混乱する
・著明な高血圧(目安:180/110 mmHg 以上)
これらの症状は、高血圧の緊急事態や重大な合併症(脳出血、心筋梗塞など)のサインである可能性があります。
安全のため、オンライン診療ではなく、すぐに最寄りの医療機関を受診してください。

オンライン診療が適しているケース
・すでに高血圧の診断を受けており、治療内容が安定している
・自宅での血圧測定値が概ね安定している(目安:140/90 mmHg 未満)
・薬の副作用や新たな自覚症状がみられない
・医師が「オンライン診療での継続が安全」と判断している
※医師の判断により、対面診療をご案内する場合があります。
患者様の安全を最優先としておりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
よくある質問
Q.高血圧の薬は一度飲み始めたら一生続けなければいけませんか?
Q.薬を飲んでいるのに血圧が下がらないのはなぜ?
Q.血圧が高くても症状がなければ放置して大丈夫?
Q.血圧は1日のうちで変動しますが、いつ測るのが正しいですか?
Q.薬を飲まずに血圧を下げる方法はありますか?
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